韓国 ArcheAge 内部情報を流出させた従業員に対し刑事告発を検討中
ArcheAgeを開発し、サービスを提供しているXLGAMESは同社の従業員がゲームに関する機密情報を知人に流出した事実を確認したと発表した。サービス1周年を目指して大々的な変化を図っていた矢先に悩ましい問題だ。
XLGAMESは28日、ArcheAge公式ホームページを通じて「最近、従業員が機密に属するゲーム情報を親交のある知人に提供した事実を確認したため、この対処として従業員の全ての業務を停止させ、人事措置を直ちに開始した」と明らかにした。
XLGAMESは現在、従業員の業務を停止させ人事委員会に付託し人事措置を進めており、刑事告発を含めた司法措置も検討している。
ArcheAgeでは、特定の大規模ギルドのユーザーが、時期アップデートに関連するアイテムを買い占めているという問題がコミュニティ間で広まっており、公式掲示板でも数回に渡り議論が起こった。最近、一部のユーザーが管理者から得たという情報が公となり大きな問題となっていた。XLGAMESは、正式に従業員の不正行為を認知したことを明らかにしたことから、火に油を注ぐような事態となっている。
XLGAMESは、一般ユーザーがアップデートプログラムに関する情報を事前に得ており、不当な利益を得た場合は徹底的に措置を行うという立場だ。なお、XLGAMESは今年5月にも「セキュリティ担当者とユーザー間の暴言論争」で「人事措置を発表」を発表している。社内内部の構造改革や単なる人事措置だけではなく再発防止にも努めてほしいものだ。
ArcheAgeは、今年1月に月額制でオープンベータテストを開始し、7月には一部有料システムが適用され着実にユーザーを増やしてきた。また、11月13日には、2013年大韓民国ゲーム大賞で大賞と技術創作賞を受賞した。
来年は1月を目標に、レベルキャップの拡張と新規地域追加、経済の活性化、貿易システムと部分有料の利点の改善などを含む大規模なアップデートを準備中である。
以下は、ArcheAge公式の内部情報流出に関する案内文だ。
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