座標ブラウザ(ArcheageSpot), ArcheAge貿易パートナー(ArcheageTrade)
ArcheAgeをよく利用するユーザーであれば、一度は使ってみたことがあるかもしれないユーザー開発のツール ArcheBox、既に使用されているユーザーもいるかと思われる。
本日、韓国の情報サイトinvenで、ArcheBoxのリードプログラマ Ruper氏のインタビュー記事がUPされた。Q&A方式で詳しく紹介されていたので、今回の記事で紹介してみたいと思う。
▲ユーザーの代表的なプログラムの一つである”貿易パートナー”
上記のツールは、ゲーム内の特定のコンテンツを、より楽により効率的に楽しむことができるよう補助してくれるプログラムで、デルフサーバー(ArcheBox)のへRuper氏が直接製作し、公式サイトや韓国情報サイトなどで配布されたものだ。
特にRuper氏は、最近テストサーバーでいくつか実装されたアドオンシステムについて非常に関心を持っており、実際に基本的なアドオンを実装して、このツールにおいても共有している。韓国ArcheAge情報サイトでは、インタビューという形で、ArcheAgeアドオンの開発ユーザーの話と今後の計画について聞いてみました。
お会いできて嬉しいです。簡単な自己紹介お願いします
こんにちは。デルフサーバーから暗殺者を育てているRuperです。快適に釣りしたい方はデルフサーバーに来てください。
情報掲示板を通じて様々なプログラムを共有してくれたその仕事について気になります!
現在、私は大学に通う普通の学生です。正確に言えば、一年終えて休学中で兵役特例を控えています。高校時代からプログラミングに関心がありました。最初に使用した言語は、VBを主にはじめ、Adobe Airは個人的に使うことがあって触れたが、最近頻繁に使用しています。通常、inven情報掲示板で紹介しているプログラムは、Adobe Airで製作しており、ソースコード、デザイン、使い方までのすべてを作成するのに、プログラムごとに半日から一日程度掛かります。
今までどのようなプログラムを製作し、これから補完したり、計画していることに関しても紹介してください
座標ブラウザ、貿易パートナー、簡単なアラーム機能のプログラム、競売ヘルパー、アイテムノートなどがあります。座標ブラウザは目的の場所を把握して移動ルートを予測して見ることができ、貿易/競売ヘルパーは、最も重要な収入の部分について確認が可能で、アイテムノートは自動車やグライダーなどの製作アイテムの材料を一目で参照することができるユーティリティです。このプログラムは、スマートフォンでも簡単(無料)に利用できるように、Googleストアにも登録しています。
▲PC版、Androidスマートフォンの二つのバージョンがリリースされている
最近では、テストサーバーにアドオン適用や外部プログラムからインゲーム化させようと多くのプロジェクトを計画しています。ゲーム上のアイテムにマウスを置くと、ツールチップと一緒に、ある組み合わせの材料などを表示する機能、技術シミュレーションも計画中です!
特に、既に完成し配布しているプログラムにArcheBoxパッケージユーティリティがありますが、このプログラムはリアルタイムにArcheBoxに上がってくるアドオンを簡単にインストール/削除することができる総合ユーティリティーです。今後、様々なアドオンを配布する予定です。
最初に、プログラムを作ることになったきっかけのようなものはありますか?
invenで最初にお目見えしたプログラムが、“座標ブラウザ”の初期のバージョンにあたるのですが、雷に打たれた木の入手のために、こっそりと山の頂上にゴムの木を千本ずつ植えて、実験をして見たらとても大変でした。そこで、より簡単でかつ便利にお金を稼ぐことができる方法を悩むことになり、その時点で、競争相手もほとんどいなかった隠された宝石を探すように、深海の宝物をサルベージすることを考え付きました。
サルベージ作業は、インゲームアイテムの六分儀ように座標位置が正確に分かれば、誰でも簡単にサルベージ可能なので、地図上にプロットすることで効率的に利用できるツールを考え付きました。
▲お金儲けを夢見ていたが、当初は海水だけしか得られなかった・・・
希望に満ち野心的なサルベージ屋のために最初の座標検出器を作ったが、実際に使ってみると、期待したほどの利益は・・・得られませんでした。しかしも、そのプログラムを一人で使うにはもったいないため、よく利用する情報サイトを介して公開したことで、意外にも多くのユーザーから賞賛を頂き、便利に利用される姿には胸がいっぱいになりました。以来、座標検出器をもう少し汎用的に使えるように着実に改善しながら、農作物の終了時間を知らせる多機能目覚まし時計や貿易パートナーなどのプログラムを作成して共有するようになったのです。
このようなプログラムを作成し、公式ホームページや情報サイトなどで配布してみると、ゲーム内で使われたり、要望する人も多かったと思われます
実際には国内ユーザーの方より、海外ユーザーの方から多くの問い合わせを受け、少し驚きました。
ロシア、ドイツ、日本、クロアチア、米国でArcheAgeコミュニティを運営する方々が海外言語機能の追加と配布、サイト掲載等に関するお問い合わせが多く寄せられ、最近では、日本でArcheAgeの総合情報サイトとBlade&Soulの情報サイトを運営している方と交流をしていますよ。このようなありがたいことをきっかけに、多言語をサポートする予定であります。
現在テストサーバーでは、アドオンの使用が可能ですが、かなり限定的だと聞いています。その理由は何ですか?
現在テストサーバーでは、APIやEvent部分がほとんど公開はされず、基本的な部分のみ実装されています。APIは、簡単に言えば機能の設定、関数と見なされるが、例えば、X2Unit:UnitName( “target” )は、ユーザーが選択したターゲットの名前を返します。また、Game Eventは、ゲーム内でロジックが処理され、特定のイベントが発生したときに通知を与えるものと見れば良いです。
つまり、TARGET_CHANGEDというコマンドは、ターゲットを変えたときに動作します。現在公式にX2Unit(ゲーム内ユニットに関連するAPI)が公開されていて、GameEvent(ユーザーがアイテムをクリックしたときに、またはユーザーをクリックしたとき、攻撃受けたときなどの通知)が適切に公開されておらず、より有用な部分のアドオン製作は現時点では不可能です。
より簡単に例えるならば、人間の脳で”腕を上げる”は、コマンドとして”腕”という部分がありますし、”上げる”は、コマンドを実行して、最終的に腕が上がるとき、この”腕”や”上げる”は、一部が公開されていないため命令を下すことができない、または正確な指示が不可能な状態だと思えば良いです。
現在公開された部分おいて、実装可能な範囲のアドオンはどのようなものがありますか?
本当に数える程度しかありません。既に私や他のユーザーの方々が製作して広がっている指定された対象とプレイヤーの距離を計算して表示してくれるアドオンや、HPとMPをで出力表示するのが精一杯です。
さらに、対象にかかっているバフ、デバフの情報を出力してくれるアドオンくらいは可能です。実際に今回製作した、ユーザーのHPやMP、距離などの数値を表示してくれるアドオンは、ゲーム内で実際に適用してみるとPvPで特に有用であると考えられ、非PvPユーザーである私が断言するのは難しいですが、アドオンの有無によって勝敗が左右される場合も生じるのではないかと思います。
アドオンといえば有名なゲーム World of Warcraft(ワールド オブ ウォークラフト)がありますがプレイしてみたりアドオン製作の経験はありますか?
WoWをプレイしたことはありません。アドオンやLua言語も今回初めて触れてみました。私が配布したアドオンのような場合は、簡単な方なので製作するのに約5分程で作れます。おそらく、アドオン自体を初めて使用する方でも、基本的な方式(方法)が分かれば、簡単に作ることができます。
▲複雑に見えても、理解できる人であれば、このようなアドオンの製作は容易である!
追加のAPIが公開されれば作ってみたいアドオンはありますか?
まずは私が作った座標検出ツールをアドオンとして実装して、ゲーム内でリアルタイムに確認できるように実装してみたいです。またユーザーの方々の中で、WoWやRIFTなどのゲームで便利なアドオンの実装は可能かと質問する方や、関連情報を提供してくださった方々も多いのですが、代表的にダンジョンやパーティープレイに役立つアグロメーターや、ユーザーがどのくらいのダメージを与えたかを数値で表現してくれるダメージメーター(DPSメーター)、ダメージ時に発動するバフの再利用時間表示やドロップアイテムの情報をゲーム内でリアルタイムに確認できるアドオンなどを考えています。
この部分は、上記のAPIやGAME EVENTが公開されなければ製作が可能かどうかを判断することができないため、断言することはできませんが、個人的には、一定範囲内の味方/敵プレイヤーとの距離やHPの数値を表示してくれるアドオンもPVPユーザーの立場では、魅力的なため考え中です。
ArcheAgeに適用される予定のアドオンについてどう思いますか?
実際にテストサーバーに更新通知が上がってきて、その二日後になってアドオンの情報が公開され、公開されたデータは、殻に過ぎなかったですし、実際に失望しました。アドオンに多くの比重を置いていないようで、ただ一つだけ追加し、放置する気さえするほどでしたから、もちろんサービスする立場から悪用やバグなどの問題を懸念して、極めて一部だけ公開しているかもしれませんが、私だけでなく、非常に多くのユーザーが心待ちに待っていたのが、アドオン機能なのです。
▲掲示板を介してAPIの追加公開を強く主張している開発者ユーザーたちの声
アドオンは、ゲーム内の重要な情報を見やすく、使いやすくしてくれるだけでなく、ユーザー自らアドオンの設定でゲームの楽しさを倍増させることができると思います。
特にPvPは距離計算、取引の計算に役立つアドオンがある場合、いくつかのより直感的で戦略的な戦闘が可能で、リードやパーティーダンジョンでも アグロ/ダメージメーターなどを通じて、タンクとディーラー、ヒーラーの明確な役割と見える情報の満たされるということを感じることもあるため、活性化にも寄与するものと思われます。それだけでなく、基本ユーザーインターフェースの変更、ホットキーの機能を活用した連携スキルの実装など、かなり多くの部分の変更も可能なはずです。
▲このダメージメーターが出たら、アイテムファーミングとパーティプレイの活性が期待される!
したがって、ライブサーバーに適用するために、またテストに拍車をかけるためにも、より多く様々なGameEvent、APIの公開とWoWのアドオンようにゲームの重要な部分を占める機能が欲しいです。
最後になりましたが、コメントをお願いします
私は学生の身分であるので学ばなければならない部分もまだ多く、経験は未熟です。制作した全てはまだ完璧ではありません。小さなバグもあるため、たまにエラーも発生します。
しかし、私が作ったプログラムをよく利用してくださったユーザーの方々に感謝して、もう一度ありがとうございますという言葉を伝えておきます。これからも多くのアドオンを開発し、より便利な機能のユーティリティを製作して、多くユーザーと共有していきたいので、よろしくお願いいたします。
最後にソン・ジェギョン代表、私を拾って育てて下さい!コーヒーをよく飲みます(笑)
▲今後配布するアドオンは、このプログラムを介してすぐに確認が可能だという
ArcheBox制作のツールは、当情報サイトでも既に紹介しているが、Ruper氏は開発の速さは目まぐるしいものがある。まさに走りながら開発をしている状況といえようか。
当情報サイトもFTの頃からコンタクトを取り、非常に有用であるこのツールを韓国のみならず国内外でも利用できるように提案したことから様々なツールの開発に繋がっている。実際に週末には、開発会議で深夜にまで及ぶディスカッションが続いており、現在では国内外のユーザー同士で共に開発を進めている状況だ。
日本では、今月にOBTを控えているArcheAgeだが、多言語化されたこれらのツールはユーザーにとって有用であるかもしれない。日本におけるArcheAgeの仕様が不明なため、分かり次第ツールの方にも改善や修正を行いたい。Add-onツールなどに関しても韓国で実装されたばかりだが、日本において追加された暁には対応する予定である。気になるユーザーは是非チェックしてみてほしい。
ArcheAgeユーティリティーツール
ArcheBox
http://www.archebox.kr/
[アドオン] Distance Activity
*アドオンのダウンロード
アキボックスアドオンパッケージ
http://www.inven.co.kr/board/powerbbs.php?come_idx=2641&l=7679
アキボックスアドオンホームページ
http://archebox.kr/addon
*ColorPickerのダウンロード
http://archebox.kr/archeage/addon/ColorPicker.zip
アドオンパッケージのプログラムが既にインストールされた方は、プログラムを実行すると、アドオンの一覧リストで、最新のバージョンを直接インストールすることができます
[アドオン] HealthActivity
Addon Name: Health Activity
Infomation:自分と対象とされた対象の活力を%で表示します。
Version: 1.0
Copyright: archebox
Download:添付ファイルまたは http://archebox.kr/addon
テストサーバーでのみ使用が可能です。
http://www.inven.co.kr/board/powerbbs.php?come_idx=2641&l=7201
PC – > http://archebox.kr/spot
Android- > https://play.google.com/store/apps/details?id=air.ArcheageSpot
PC – > http://archebox.kr/trade
Android- > https://play.google.com/store/apps/details?id=air.ArcheageTrade
ArcheBox, inven