ユーザーに人気のある木を選び、直接大量生産し、その中で木が落雷合う確率を調査する”雷に打たれた木の確率実験” が行われている中で、前回までに温帯気候で好まれる杉、ポプラの木、松を実験してきた。
結果では、松1.1% 、杉の0.4% 、ポプラの木0.1%の確率で雷に打たれた木になることが報告されている。今回、第四回となるの実験では、熱帯気候で人気の木の “ゴムの木” を実験対象として選んだ。ゴムの木も落雷に遭う木だということが知られているため、今回の実験では、ゴムの苗木の本数を5,000本とした。
雷に打たれた木の確率実験の第四回となる木は“ゴムの木”だ。
■実験対象
熱帯気候で8時間で多育つゴムの木は、短い成長時間が大きな利点となる木だ。
苗:ゴムの木
-成長時間:11時間26分(温帯、乾燥)、8時間(熱帯)
-植生サイズ:4m x 4m
-苗木購入価格:7銀
■実験のプロセス
テストサーバー、ハリハラ大陸のマハデビ、ハリハラルヤの遺跡など5カ所で、それぞれ1000本ずつ合計5000本のゴムの木の苗木を植え、ゴムの木の成長時間が4時間経った時点で、ゴムの木の苗木がいくつ落雷に遭ったかをチェックした。
▲ゴムの木を植え
▲ゴムの木を合計5,000本を植える
▲マハデビで育ったゴムの木1,000本
■実験結果
ゴムの木5,000本中、雷に打たれた木は合計0本であった…
今回の第四回の実験では、雷に打たれたゴムの木は存在しなかった。ゴムの木の先端に落雷を受けたものは何本かあったが、今回の実験では、5,000本のゴムの木が雷に打たれた木になる確率は非常に低いと思われる。
もちろん確率的に偏ってしまったことも考えられるため、今回の実験で1本も得られなかったから、0%であるということは断言できない。
一般的に熱帯気候では、ゴムの木から最も高い確率(0.6%程度)で落雷した木を得られると言われているため、熱帯気候に畑を持つユーザーであれば参考程度に踏まえてほしい。
次回の雷に打たれた木の確率実験の第五回のターゲットとなるのは”ワサビノキ”である。ちなみに、この木は韓国で2月20日に追加された新規の木だ。